ハイブリッドクリーニング工法の技術
安心・安全な技術、ハイブリッドクリーニング工法

確かな洗浄力と安全性を確立し、ライフラインである給水管を保全する『ハイブリッドクリーニング工法』

給水管の現状

近年、マンションにおける給水管の材質には、腐食しにくい材質(樹脂管・ステンレス管・防食継手)が使用されてきており、硬質な錆を除去する更生工事などが徐々に不要になってきています。しかし、耐腐食性に優れた配管も、長年使用することにより着実に汚れは蓄積されます。
又、錆が発生しない樹脂管でも「もらい錆」などの付着物は付いてしまいます。

配管材質:塩化ビニルライニング鋼管の築0年(綺麗な配管)、築15年前後、築25年前後、築30年以上~の比較画像 配管材質:銅管の築0年(綺麗な配管)、築15年前後、築25年前後、築30年以上~の比較画像 配管材質:架橋ポリエチレン管・架橋ポリブデン管の築0年(綺麗な配管)、築15年前後、築25年前後、築30年以上~の比較画像
樹脂管についたもらい錆:流れてきた錆が付着した配管内部

「ハイブリッドクリーニング工法」洗浄の仕組み

POINT1:配管に負担をかけずに配管内の付着物(ヌメリ・やわらかい錆・緑青など)をやさしく除去 POINT2:オゾンの力で殺菌・消臭 STEP1・STEP2:圧縮空気を給水・給湯管内に入れ管内にあるお水を吐き出します それだけでも簡単な汚れが排出されます STEP3:管内のお水を全て抜いた後洗浄液を流し一定時間滞留(※滞留時間は配管素材によって異なります) STEP4:そのあと圧力水の力でさらに汚れを排出します(※洗浄液の他に水と空気の力を使います) STEP5:仕上げにオゾン水で管内を殺菌します
「ハイブリッドクリーニング工法」洗浄の実験 築23年を経過したマンションの配管(塩化ビニルライニング)鋼管を使用した「ハイブリッドクリーニング工法」の実験 全体的に汚れ(錆)が広がっている配管 洗浄水の入ったビーカーへ投入 一定時間滞留 滞留後 剥離された汚れ(錆粒等) 左:実験後 右:実験前 実験後は配管本来の色(灰色)が確認できるほど、汚れが剥離されたことがわかります。